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[[栄光のアメリカ合衆国軍水上艦隊]]

*三年目の生産 [#qa52334c]
極東で日中が激戦を繰り広げていたその頃、ルーズヴェルトもまた戦いを演じていた。
その戦いの対象は国外の敵ではなく国内の世論であったが。
望むと望まないとに関わらず二度目の世界大戦は何れ起こるだろう。
いや、起こらなければ困るのだ。

#contents

**合衆国の現状 [#r7739d27]
&ref(1.png);
技術開発は現在とても順調に推移しています。
既に1937年分の技術はほぼ研究を終えているので直ぐに1938年分の研究に入れるでしょう。
さっすがアメリカ様。

&ref(2.png);
生産の状況はこんな感じです。
工場の増産等9月前後には全て終了します。
ICの余剰が出来た場合は消費財に回して資金を稼ぐか、物資を増産するか。
そのまま補正解除まで続ける予定です。

&ref(3.png);
今年もスライダーは介入主義へ一つ寄せました。
閣僚の変更は今のところしていませんが消費財強化で不満度を早く下げられる今のうちに変更しておこうと思います。

&ref(4.png);
合衆国とは無関係ですが今の中国戦線はこんなもの。
南京を落として主力の長江越えを達成できるかがどうかが問題ですねー。

**当面の目標 [#e78bde56]
貿易はわが国に大きな利益をもたらしてくれるがそのメインとなる国はカナダ・イギリス・フランス等である。
最近は長期的な貿易の成果大分友好的になってきたスペイン・日本・ドイツ・ソ連等もメインになりつつあるが
レートの違いなどから完全にメインとはなってはいない。

他に特別外交交渉はしていない。
合衆国と現時点での属国以外はいずれ敵となる相手であり、友好を図る必要性は無いのだ。
仕事を奪ってしまってハルには申し訳無いが政治情勢は可能な限り単純化されるべきだ。
そして、最も単純な状態とは一国のみ。
即ち全地球が合衆国の下に統一された世界。

地球の海には合衆国の船以外は不要、つまりそう言いたかっただけだが
本音を言ってしまっては身も蓋も無い。
大統領というのも色々難儀な仕事である。

**眠れる虎と共倒れ [#nff57c28]
大日本帝国の快進撃はやはり長くは続かなかった。
急速な前進により補給線は伸びきり、さらに国民党の焦土作戦によって食料を求める民衆による暴動が
発生したりする事は無かったが、実際その広いわき腹は側面を突くのに打って付けであり
ビットマン法などにより大きく増強された国民党の主力部隊が
前線に到着した事と相まって度々突破を許していた。
また、上海に上陸した部隊が長江越しに攻勢を掛ける部隊と
連携して度々南京に攻撃を掛けるもその守りは当初日本軍予想していたよりもはるかに堅牢だった。

結局国民党の重要拠点を全て制圧する事による早期講和を目論んだ日本のアテは
完全に外れ、見事消耗戦の泥沼にはまり込んでしまったのだった。

正に人の命は塵よりも軽いを体現する
中国の恐るべき人海戦術を相手にして今後日本はどうなるのか。

&ref(14.png);
1月28日、日本の最大版図。

&ref(54.png);
6月28日現在の状況。
共産党は最後の一プロヴィンスに篭って絶望的戦闘を展開中。
毛ちゃんの悲鳴がホワイトハウスまで届きそうです。
日本は南京包囲網こそ崩壊していないものの西部戦線では大きく押し返され
幾度と無く部隊の孤立を招いている様子です。
この直後にナンヤンを攻略され一プロヴィンスが孤立。

**アメリカ的開発術 [#p62cedc9]
&ref(11.png);
アメリカ的開発術とは如何なるものなのか?
答えは簡単、変態的技術力の開発陣と潤沢な資金、豊富の研究ラインの合わせ業。
質と量を組み合わせて手当たり次第研究を続ける優雅さの欠片も無い方法だ。
しかし、強力だ。
それゆえにアメリカの技術力は全ての方面をほぼ完璧にカバーしており
正に死角は無いと言ってしまっても良いものだった。
強いて弱点を挙げるとすれば、個性が無い事位だろうか。

1/21 基本的石油精製完成
2/1  基本型迎撃機
2/18 初期型山岳師団
3/12 基本型デシメートル波早期警戒レーダー基地
3/24 基本型護衛戦闘機
4/21 基本型野砲
5/14 基本型軽戦車
6/29 基本型暗号解読機
7/11 基本型対戦車砲
7/13 初期型海兵師団
7/30 基本型戦術爆撃機
9/20 基本型重戦車
9/21 初期型駆逐戦車
10/19 基本型固定式対空砲
12/10 機動防御ドクトリン
12/18 基本型戦闘機
12/29 戦場阻止ドクトリン


**アルトゥールアルトゥール [#sfd6f115]
&ref(15.png);
ああ、アルトゥール。貴方はどうしてアルトゥールなの。

1938年1月28日。
その日、オーストリアの命運は決まった。
突然の政変により国家元首兼内務大臣の地位に就いたオーストリア・ナチスの指導者
アルトゥール・ザイス=インクヴァルトの事を良く知る者ならば
恐らくそう遠くない未来にウィーンの空にはためくハーケンクロイツの旗を
その脳裏にありありと思い浮かべる事が出来たであろう事は想像に容易い。

歴史の大河はその予想を裏切ることなく流れ続け
1938年3月10日、オーストリアはドイツ第三帝国に併合されオストマルク州となると共に
西暦976年から続く長きに渡るその歴史を終え、世界地図上から永遠に姿を消す事となる。

この事実はイギリス・フランスを始めとする諸国に衝撃を与えはしたが
彼らは民族自決の名の下にオーストリアを突き放した。

**スターリンちゃんは人間不信 [#ud73f703]
&ref(23.png);
昔からそうであるがロシアと言う国はどうにもこうにも粛清が好きだ。
そこに更に独裁者と共産主義が重なればもう粛清が起きない方がおかしい。
3月2日、スターリンの大号令と共にソビエト社会主義連邦共和国軍の
上級将校の大半は謂れの無い罪状で次々と粛清された。

結局この大粛清の結末はといえば民衆が味わった
痛快な喜劇を見た時のような一時の爽快感と軍の空洞化位だった。
今後この出来事がソビエトにとって如何なる影響をを及ぼすのだろう。

**表面化 [#y03152b5]
&ref(76.png);
8月18日を持ってアメリカ合衆国は1936年より続けられていた工業能力強化計画の全工程を終了した。
これによって増設された工場群はアメリカ全体から見れば微々たるものだが
その規模は実にギリシア二つ分に匹敵すると言えるだろう。

また、5月8日に共産党禁止法が連邦議会で可決されて以来徐々に右傾化しつつある世論は
8月30日に発生した南京大虐殺の報で決定的な変化を始めていた。
結果として半月後の9月15日、ついにアメリカは
ベルギー・ポーランド・ラトヴィア・アルバニアへの独立保障という形で
大部分の国民の支持を失ったモンロー宣言以来の孤立主義を放棄する事となった。

数年前から徐々に起こっていた合衆国の変化はここにきて突如表面化しつつあるのだった。

6月24日 ジョン・バセット・ムーア氏逝去
     新内務大臣ヒューゴ・ブラック氏
     新統合参謀総長ダグラス・マッカーサー氏
     新陸軍総司令官ケネス・アルサウス氏
9月22日 空軍総司令官オスカー・ヴェストーヴァー氏逝去、後任はヘンリー・H・アーノルド氏

**さらばズデーテン [#i14d7e08]
ドイツにおいて国家社会主義ドイツ労働党がその政権を奪取して以来チェコスロヴァキア内の
ズデーテン・ドイツ人党は勢力を拡大しつつあった。
ドイツ人地域での選挙によって実に9割もの支持を集めるに至り、チェコ政府は危惧していたが
同時にイギリス・フランス陣営が万が一の場合には守ってくれるだろうとの楽観論が存在していたのも事実だ。
しかし、その考えは所詮楽観論に過ぎなかった事が直ぐに証明される事となる。

アドルフ・ヒトラーのズデーテン地方併合の意向に対して
チェンバレンは説得を行い、9月末には四カ国によるミュンヘン会談が行われるも
その場で彼はオーストリアの時のように宥和策を取り併合を容認した。

&ref(83.png);
チェコ政府の反対も空しく、結果として9月30日にズデーテンラントはドイツ第三帝国の一領土となった。

**個人的歴史の流れ [#s611398c]
大きく取り扱う訳でもない細々としたものを書いていくコーナーです。
主に蒋ちゃん観察とか毛ちゃん観察とか。

3月20日
&ref(30.png);
どうも、また日本でクーデターが発生したらしいです。
今度は首班が林銑十郎に。
クーデターで政権を奪取した人がクーデターによってその座を追われる。
短い天下だったなぁ。

4月2日
&ref(35.png);
ついに国民党との友好度が120を突破。
貿易しているせいか、イベントの連鎖のせいか、凄い勢いで上がっています。
蒋ちゃんなんか嫌いーこっちこないでぇ。
他にも日本・ドイツも50前後。
連合国とは軒並み200近く、仲が良くても侵略しちゃいますよ。

4月19日
&ref(38.png);
消費財生産を高く出来る今のうちに
戦争向きな閣僚に変更しておこうと三名変えたら不満度が一気に4%に上昇しました。
ある意味一番の敵ですねー。

4月28日
毛ちゃんは案外このまま生き残るかもしれません。
しぶとい奴です。

6月6日
本当は徴兵軍じゃなくて常備軍、もっとタカ派に動かしたいけれど
多分どちらかは諦めなきゃならないようで。
どっちを選ぶべきなんでしょうか。

8月30日
&ref(74.png);
日本が南京をついに占領、8ヶ月以上掛けてますよ。
なにやってんの。
と、思ったら9月15日に国民党が奪還。
更に10月11日に日本再占領、遊んでたらしいです。

9月3日
レーダー施設が5つほど完成したので国境沿いに配置。

&ref(73.png);
ギリシアと貿易協定を締結。
誰かさんのお陰でゲオルギオス2世とコンスタンティノス・デメルチスの二人の顔を見ると
思わず笑いがこみ上げてきます。
責任取ってくださいっ。

ところで軍需大臣と内務・情報大臣兼任の人もゲオルギオスです。
向こうじゃ多い名前なんでしょうか。

9月21日
&ref(80.png);
改良型空母と超大型戦艦の開発がスタートしました。
超大型です。
モンタナ級です。
46�冕い任后�
まー使えるのはずっと先ですが。

11月11日
&ref(86.png);
ケマルさん天に召される。

**地球の歴史がまた一ページ [#w4a8a783]
こうして1938年は終わりました。
って言っても結局研究と観察の日々でしたが。
でも独立保障や同盟が出来るくらいまでになったのは大きな進歩ですね。
とりあえず今後も平和補正の解除に向けて邁進します!

それと、今回は書き方を前二回から変更してみました。
試行錯誤の段階ですので読みやすさなど感想を貰えれば嬉しいです。


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