[[アイルランド交響曲 -An Irish Symphony-]] に戻ります #contents #clear ** "The Celts" -1936年 初頭 [#i567564f] CENTER: #ref(START.png); LEFT: *** おはようダブリンです [#z6c3ece2] &ref(デ・ヴァレラ.png); ''さ、というわけで、始まってしまったわけですが!'' &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ねぇ! &ref(デ・ヴァレラ.png); いや、何が「ねぇ」なんだかわかりませんが &ref(コステロ.png); (スタッフの笑い声) &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 何だ、この土曜深夜の生放送番組みたいな始まり方は。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 中山秀征とか、神田うのとか出てたやつな。番組名思い出せないけど。 &ref(コステロ.png); (スタッフの笑い声) &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); いやもうそれはいいから。 *** 年初会議 [#x551bc7a] &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 早速ですが、まずはわが国の''閣僚一覧''、それと''政体スライダー''を確認します。 &ref(デ・ヴァレラ.png); うむ。 #ref(19360101_アイルランド閣僚陣.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); さっそく閣僚を2人ばかり入れ替え、スライダーは''介入主義''へ動かしている。 #ref(19360423_情報大臣.png); . #ref(19360423_統合参謀総長.png); &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 参謀総長に登用していただき、有難うございます。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 労働力+25%という特性の貴方を採用しない手はないよ。何せわが国ときたら、一日あたりの人口増加率が''+0.06%''という惨状だからね。 &ref(デ・ヴァレラ.png); アルバニアやリヒテンシュタインじゃないんだよ。50万人都市のダブリンをかかえる、アイルランドだのにねぇ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); アルバニアやリヒテンシュタインじゃないんだよ。50万人都市のダブリンをかかえる国だってのにねぇ。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); それはよいのですが、ティーシャク((ティーシャク = ゲール語で「首相」))、何点か宜しいですか。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 伺いましょう。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 何故介入主義に? 宣戦布告の為に必要な、対象国の好戦性を下げるためでしょうか? &ref(デ・ヴァレラ.png); 宣戦布告とはまた、穏やかじゃありませんね。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 王政主義の独裁国家への政体移行をお考え、というわけでもありますまい。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ティーシャク、貴方の政体はML((ML = 自由経済派))ですので、左右どちらの独裁体制でも、貴方はその地位から追われるわけですから。 &ref(デ・ヴァレラ.png); まぁ、将来への布石であることは確かだね。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 将来の布石、と言われるのであれば、今は尚の事、自由経済に振るべきではなかったか、と思いますがね。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 国力の拡充、すなわち工場建設をお考えなのでしょう? &ref(デ・ヴァレラ.png); それは勿論ね。乏しいICをはたいて、スライゴーに工場を10連続で建設予定ですよ。 &ref(コスグレーヴ.png); けだし賢明だな、今は剣を抜くべき時ではない。もっとも、今は振り上げる拳など、ありはしないがね。 &ref(デ・ヴァレラ.png); おや、コスグレーヴ卿。 &ref(コスグレーヴ.png); 我がエール((エール = アイルランドの正式名称。JAPANに対する日本、みたいなもの))が大英帝国の軛より抜け出す原動力であった、アイルランド共和国軍の現状を知っているかね。 #ref(START_MIL.png); &ref(コスグレーヴ.png); 18年式歩兵が半個師団、輸送艦が1隻。これだけだ。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 今すぐ英国軍が攻めてきたら、一ヶ月と経たずに全土占領でしょうね。そしてまた、ジャガイモ喰いの農奴もどきに逆戻りですか。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 妙に軍備にこだわりますね。 &ref(コスグレーヴ.png); 妙な物言いだな、この内閣は戦争内閣を志向するのだろう? トップページでそんな感じの勇ましいことを言っていたように思うが。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); で、ティーシャク、「何故介入主義なのか」「軍備はどうするのか」、お聞かせ願えますか。 &ref(デ・ヴァレラ.png); まずは介入主義、これは数年後への布石。もちろん自由経済にも振りたいですよ。それと軍備ですか、えー、そのなけなしの''小銃連隊''ですが。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png);はい。 &ref(デ・ヴァレラ.png); &size(40){''解体。''}; &size(20){ スポポポポポポーン!!!}; &size(20){ 。 。}; &size(20){ 。 。 。 。 ゚}; &size(20){ 。 。゚。゜。 ゚。 。}; &size(20){ / // / }; &size(20){ ( Д ) Д)}; &size(10){← 参謀総長&コスグレーヴ}; &ref(デ・ヴァレラ.png); いいリアクションだなぁ。 &ref(コスグレーヴ.png); ''IRAを解体すると申したか!'' &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 英軍の侵攻に備えて軍備拡張どころか、陸軍解体って、ちょwwwおまwwwwwww &ref(デ・ヴァレラ.png); IC10の小国に、んーな余裕あるわけ無いでしょうが。英軍への備えは考えてありますよ。慌てなさんなよ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 今は絶対に無理ですよ。[[アイルランド内戦:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%86%85%E6%88%A6]]からこっち、人的資源がドン減りで手も足も出ませんわ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 今は絶対に無理ですよ。[[内戦:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%86%85%E6%88%A6]]からこっち、人的資源がドン減りで手も足も出ませんわ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 第一、今は軍隊を維持するのに必要なICも物資も惜しいんです。工場建設に全力を注ぐんです。OK? &ref(コスグレーヴ.png); だったら尚更、自由経済にスライダーを振ればいいものを…… &ref(デ・ヴァレラ.png); とりあえずこの話はおしまい! スライゴーに工場を10連続で作って、英米から物資で資金を買って、''36年上半期はそれだけで終了!'' &ref(コステロ.png); (スタッフの笑い声) *** チートの季節 [#q78574dd] &ref(コスグレーヴ.png); 昨今の貿易収支表だが、無駄に買いすぎなんじゃないかね。 #ref(1936輸出入.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); それが、''AARの中の人が極度の貧乏性''でしてね。資源がギリギリ黒字、という状況に耐えられない、という……あ、お金が貯まってる。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ん? &ref(デ・ヴァレラ.png); さて皆様、お待たせいたしました。&size(20){''1936年、最大にして唯一の見せ場がやってまいりました。''}; &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ……あ! &ref(コスグレーヴ.png); き、君……まさか……ッ!! &ref(デ・ヴァレラ.png); ''アレ''は決して手の届かないもの、ではないはずなんですよ。これまでに、中の人はCOMのアイルランドが、ことを成し遂げたのを2回目撃してますから。 &ref(デ・ヴァレラ.png); ''アレ''は決して手の届かないもの、ではないはずなんですよ。これまでに、中の人はCOMのエールが、ことを成し遂げたのを2回目撃してますから。 . &ref(デ・ヴァレラ.png); でもね、どうしてもイベントトリガーが分からない。有効度を200にしても駄目、連合国入りしてみても駄目、枢軸入りしてみても駄目。 . &ref(デ・ヴァレラ.png); そもそもそんなイベントがあるのかどうかも分からない。COMがどういう手を使ってるのか分からない。で、中の人は''切れちゃいましてね。'' . &ref(デ・ヴァレラ.png); &size(25){''だったらチート使ってやらぁボケ''};だそうです。 . &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ちょ! &ref(コスグレーヴ.png); おま! . &ref(デ・ヴァレラ.png); よい #ref(ACCEPTALL.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); しょっ #ref(ACCEPTALL2.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); とぉ。 . &ref(デ・ヴァレラ.png); あ〜 #ref(19360601_領土割譲要求.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); どっこら #ref(19360601_北アイルランド.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); しょっとぉ! #ref(19360601_工業力.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); ''北部6州を無血奪回!! 真の統一アイルランドが誕生でございます!!'' &ref(デ・ヴァレラ.png); ''北部6州を無血奪回!! 真の統一Éireが誕生でございます!!'' &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png);&ref(コスグレーヴ.png); &size(30){''こ れ は ひ ど い''}; &ref(デ・ヴァレラ.png); ひどくないもーん。アイルランドは統一されるべきなんだもーん。 &ref(デ・ヴァレラ.png); ひどくないもーん。アルスター6州はわが国の領土であるべきなんだもーん。 &ref(コスグレーヴ.png); 北部6州はイングランド系住民の占める割合が多いため、[[条約:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E6%84%9B%E6%9D%A1%E7%B4%84]]で「離脱したけりゃしろや」と決まったんじゃないか。その北部の住民が何をどうすれば10年そこらで心変わりするんだ…… &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 脳内補正が難しい展開だ…… &ref(デ・ヴァレラ.png); そんなんどうとでも解釈できるでしょーよー。大恐慌に起因する経済的な理由とかさー。 &ref(デ・ヴァレラ.png); '''&size(16){『たとえはじめのうちは北部6州がアイルランドに加わらずとも、国境委員会で北アイルランド部分の領域を最小限に抑えることが出来れば、いずれは経済的に立ち行かなくなってアイルランドに組み込むことができる』};'''って''アイツ''も言ってたし、その予言が当たったってことにすればいいじゃない。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); アイツ? &ref(コスグレーヴ.png); アイツって誰だ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); え……アイツ…は。 &ref(コスグレーヴ.png); ……アイツか。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ああ、アイツでしたか。 . . #ref(Michael Collins 01.jpg); . . &ref(デ・ヴァレラ.png); アイツがもし、まだ生きてたなら。 &ref(コスグレーヴ.png); うん? &ref(デ・ヴァレラ.png); それで、ウァハタラン・ナ・ヘレーン((ウァハタラン・ナ・ヘレーン = ゲール語で「アイルランド大統領」))になってたら、ここはどんな国になってたんでしょうかね。 &ref(コスグレーヴ.png); それは何とも言えないが、一つだけ間違いないことがある。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 何でしょう。 &ref(コスグレーヴ.png); ''やっぱり貧乏。'' &ref(デ・ヴァレラ.png); 違いない。 &ref(コステロ.png); (スタッフの笑い声) &ref(デ・ヴァレラ.png); おまいは何してんだよさっきから。 . . &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); こうして、スペイン共和派、エチオピアという国が消滅したのも他人事と聞き流し… &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 卑怯極まりない手段でICを1.5倍に増やしたアイルランドの1936年は過ぎていったのでした。 . . *** 蛇足 [#m1839aef] &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); あ、そういえばこんなことがあったな。 #ref(19361102_初期型野砲.png); &ref(デ・ヴァレラ.png); そんなの後々、工作機械・農業・計算機が全部終わってから! &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 貧乏って辛いッスね。 &ref(デ・ヴァレラ.png); ICも人手も足りんからねェ。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); あとそうだ、もう一つお伺いしたいことがあったんですよ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 伺いましょう。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 国家元首のドナル・バックリー氏ですよ。 CENTER: #ref(バックリー.png); LEFT: &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 対話式AARですと、元首と首班のコンビで、どっちかが話役、どっちかが聞き役なのが多いようです。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); でもこのAARでは、ティーシャクが話役、参謀総長と控え閣僚が聞き役です。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); なんでバックリー氏じゃなくて私なんです? &ref(デ・ヴァレラ.png); &size(25){だってバックリー氏って''何やってる人だかわかんねーんだもん''。}; &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); ''工エエェェ(´д`)ェェエエ工'' &ref(デ・ヴァレラ.png); Wiki読んだりググったりしたけど、エール史にどう関わった人なのかさっぱりさ。 &ref(デ・ヴァレラ.png); 名前のスペルもわからないから、調べるにも限界があるし。''クルシェフ''とか''トゥチャトジェフスキ''みたいな超訳の可能性も有るし。 &ref(デ・ヴァレラ.png); だったら誰だか分かってる貴方のほうがいいよ。 &ref(デ・ラ・ポエル・ゴウ.png); 喜んでいいのやら…… &ref(コステロ.png); (スタッフの笑い声) &ref(デ・ヴァレラ.png); だから何してんだよおまいはよ。 1937年 "[[Boadicea]]" に進みます |